その夜、山にある洞窟にひとり入った。木を集めて火を起こし、手をかざして暖を取る。外の風は強く、音は始終鳴っている。どうすることもできずただぼんやりと考えている。歩けばどこかに辿りつくのだろうか。それは自分の望む場所だろうか。火はだんだんと…
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