2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ロープ、ナイフ、マッチ。それらを使って、すでに存在しているかたい(ように見える)ものをこなごなにする。そうしてあらたに、自分のかたちに似たなにかをつくりあげる。その作業。

今日は休みだったので、銀座のクリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンの、280人のクリエイターによるオリジナル扇子展というのを見てきた(自分も参加しているので)。今日は展示の初日なのでパーティーがあって、展示を見ていると、ギャラリー…

11月がだんだんとうすくなって、消えていく。

新しい白い靴をはいて、福岡へ行って、帰ってきた。

肌にあたる風が強くても、元気に歩かなくては。こういう日は気分がうまく動かないけれど。 みな電車に乗ってどこかつらいところに出かけているじゃないか。ほらあの人は夕べ泣いた後がある。あの人は顔をふさぎ込んで見えないようにしている。なにかたくさん…

2年ぶりに、家でインターネットができるようになった。しかしこれは、人間を壊すことに長けた悪魔の道具。近づきすぎないように距離をとって、遠くからたまに眺めるくらいがいい。

今日、電車の席に座っていると、母親と、その娘と思われるふたりの高校生くらいの女の子が乗ってきて、自分の前あたりに立った。よく見ると、その娘ふたりは双子のようだった。同じような顔をしていて、同じような背丈だった。また、同じような髪形(ポニー…

いつの間にか空気に冬の匂いがまじっている。

世界中で5人くらいしか知らないのだけれど、今日は自分の誕生日で、むしろ歳をとるのは悲しい気分になるのだけれど、せっかくなのでどこか店へ入って、チーズケーキと紅茶を頼んで、店主によって運ばれたそれらを、儀式のように口の中にほうり込んだ。

頭にへんなものをやまほどくくりつけた12人くらいの裸の人間たちが、だれかを祝福するためにぞろぞろと集まって、踊ったり歌ったり跳びはねたりしている。 全国の国語を勉強する子どもたちの中で、できるだけ優秀なひとりの子どもが、徹夜で書いた長い長い作…

茂木さんの美術解剖学を受けに行く。大竹伸朗さんがゲストに来て、話をするのを聞いた。その後、上野公園での飲み会があって、いつもは部外者だし行かないのだけれど、今日はせっかくなので寄せてもらった。それで、大竹さんに自分のつくったスクラップブッ…

最近は帰ってくると疲れていてそのまま寝てしまって、それから起きてなにやら動きだし、また寝る、ということがあるのだけれど、昨日もそれで、帰ってきたらすぐに寝てしまって、起きたら深夜(早朝?)3時前というへんな時間。テレビをつけたらホオ・シャオ…

東京都現代美術館で開催している、大竹伸朗の回顧展「全景 1955-2006」を見に行く。小学生のころに描いた絵から現在の作品まで、相当に膨大な数の作品があって、まずその量の多さに吹き出してしまう。新しい部屋へ入るたびに、わっと作品の群れが目に飛び込…