2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

人間は、すでに経験を経たものを元に思考を開始する。見たこと、聞いたこと、読んだこと、感じたこと、考えたこと、それらを元に、ある部分を取り出し、別のある部分につなげ、なにかあるものをつくり上げようとする運動。それは、永遠につくり続ける思考の…

世界の不可解さによって、収入の入らない身分になってしまった。これでは、いろんなことの計算が合わなくなる。

今日は明るくて、軽くて、昨日のしめったものが消えていった。日光の下の、人の顔も、できるだけ白くなっている。 公園のベンチに座って、店で買った魚の弁当を食べる。遠足の幼稚園児たちが、高い声を上げながら、鳩を追いかけまわしている。

精神の動き方が良くない。下へ下へと進もうとする。空にある雲の量が、多いせいかもしれない。光が薄くて、ものがみな重そうになっている。歩くのも、立つのも、考えるのも、みんなしにくい気候のようだ。ただ眠りだけ、誘われる。

いつも、欲しいものや、役に立つものばかり買っているので、たまには、別に欲しくないもの、全然役に立たないものなんかも買ってみようかなと思って、いろいろ、普段入らない店を覗いたりして、キャラクターのついた弁当箱や、高そうなチーズや、よく分から…

品川。原美術館、「舞い降りた桜 ザハ・ハディドとめぐるドイツ銀行コレクション展」を見る。カラ・ウォーカーが少し充実していたかな(変な言い方だけど。カラ・ウォーカーは前から気になる作家。切り絵だし)。クリス・オフィーリの絵がきれい。あとは…ダ…

雨がやんで、今日は天気がいい。団地の近くの、木の多い公園で休憩。鳥が鳴いてる。高い声でせわしげに鳴く鳥と、低い声でゆっくりと鳴く鳥。 小さなハチもいる。ミツバチかな。観察していると、飛び方が不思議でおもしろい。空中の同じ場所あたりをずっと(…

東雲。公募への作品搬入。作品は、チョイス大賞展のポスターを加工(?)したもの。額装しなければいけなかったので、自分で額をつくって額装した。 清澄白河。東京都現代美術館、カルティエ現代美術財団コレクション展。ボディス・イセク・キンゲレスの、紙…

未来のなにか

照らす光が違うと、照らされたものの見え方も変わる。今日の光は黄色くて、強いように思った。 歩いていて、いしかわじゅんの家を見つけた。意外に(?)かっこいい家。いしかわじゅんもいいけど、大友克洋の家がどこにあるのか気になる。

だれかの音が聞こえる。自分以外のだれか。

エジプトへ行ってみたい。 TACHENの本で、「ナポレオン エジプト誌」という本があって、このあいだ購入した。ナポレオンがエジプト遠征をしたときに持ち帰った文化的・科学的戦利品を、400人の銅版画家たちが20年以上の歳月をかけて制作したというのがこの本…

今日、いつものようにアルバイト(自転車に乗って、だれも欲しいと思わない、変なものを配る仕事)をしていると、とつぜん「qpさんですか」と声をかけられた。その人は、赤ちゃんを抱いた女の人で、自分もよく行っているウェブサイト、スキマのマリエさんだ…

言葉を書いて、消して、を繰り返している。でも、どれも気にいらない。 どうも頭が動かない。日中は天気が良くて、よかった。夜になって、少し寝て、起きたら調子が悪くなった。健康なものを食べていなくて、そのせいかいらいらしてしまう。同じもの、それも…

新宿伊勢丹のアートギャラリーで展示をしている、寺門孝之さんの絵を見にいく。イベントがあって、歌手の人が歌を歌ったり、寺門さんが話をするのを聞いたりした。それで、そこにイラストレーターの引地渉さんがいて、なにかいろいろ話をしたり、世界堂へ行…

歩いていて、前から男の人が歩いてきて、男の人がなにかの紙を落とした。けれど男の人はそのことに気付かず、そのまま歩いていった。自分は、その男の人に紙を落としたことを教えようかと一瞬思ったけれど、男の人は歩いているし、自分も足を止めることなく…

わざわざ痛んでいるバナナを買う。くもり空の下を歩く。 大昔のエジプト人ってどういう生活をしていたんだろう。毎日ピラミッドをつくる人は、朝から晩までピラミッドをつくって、死ぬまでつくり続けて、それでも完成するのを見ることなく死んで。 自分だっ…

雨がやんだ。 テレビゲームのしすぎで、自分のいろいろがおかしくなっている。頭や生活が。そういうのを、正しい位置に戻して。また絵を描かないと。

どうもやっぱり、作品についてとか、書くべきじゃなかったのかな、と思い直したり。自分の書いた内容が間違っているとは思わないけれど、書けば書くほど、自分と、自分のこれまでの作品などが、小さくなっていくような気がする。それで、これからつくる作品…

何日か前の日記で、自分の作品について書いていて、それに対していくつか反応があって…。なんというか、あまり自分や、自分の作品について語らなくてもいいんじゃないかという人もいると思います。自分や、自分の作品について語るというのは、どこかみっとも…

この何日か、ずっと「ファイナルファンタジー12」をしていた。さっきエンディングを見た。それで、せっかくなのでなにかひとつ書こうかな。 このゲームで変わっていると思うのは、戦闘のシステム。このゲームでは、あらかじめ、キャラクターがどういう行動を…

ひとつひとつは小さいけれど、たくさんのものが見える。

TIS公募のオープニングへ行った。二次会へ行って、それで結局、朝まで飲んでいた。お酒の席は苦手。というかしゃべるのが苦手だから。でも、今回は和田誠さんがいらっしゃって、近くで話を聞くことができて、それは貴重だった。あんまりないことだと思う。

自分の絵の、現在のコラージュの方法は、ある、だれにでも分かるなにか…たとえば椅子、たとえば人間…を使って、おもしろいかたちや関係をつくる、というものだと思う。そして、そういう絵をつくるとき、その絵は「外」があることを前提にしていない。違う言…