2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

絵を展示している場所に自分がいるのは、見る人にとってどうなのだろう。自分が絵を見る立場なら、最良の環境は、 ほかの人はだれもいず、ただ自分ひとりだけで見ることだろうとも思う。けれど、絵をどういうふうに見られているのかを直接見たいというのもあ…

グループ展の初日。自分も参加しているのであまり冷静に見れないですが、たぶん、おもしろい展示になっていると思います。 今日一番嬉しかったのは、(おまけ的に置いた)自分のスクラップブックを、子どもがいっしょうけんめいに読んでいるのを、見たこと。

夜、友達のA君が、今日からグループ展だと間違えて、吉祥寺へやってきた。いっしょにご飯を食べて、少し話して、散歩して、わかれた。日中暑かったから、夜に歩くのは気持ちよかった。 影がぼんやりとうすく、長い。

今日は日差しが強かった。明日あさっても晴れるみたいだけれど、その後は崩れるそう。テレビの天気予報で言っていた。 メールで、グループ展に自分がギャラリーにいるのは何日か、何曜日か、教えてほしい、という質問があったんですけど…。間違いないのは初…

歩いていたら楳図かずおとすれ違って、あっと思って、自分といっしょに歩いていたK君(グループ展のメンバー)に言って、追いかけてDMを渡してもらった。楳図かずおがグループ展に来てくれたらおもしろいな…。

今日の「情熱大陸」は奈良美智。アトリエに、ヘレン・ファン・ミーネの写真が数点あった。自分も欲しいのに。

出口がなければ空気は動かない。

東のほうへ、電車を使えばいいものを、ふらふらと歩いていく。けれど歩いたおかげで、小さい驚きなども見つけることができた。自分はせっかちなので早足だけれど、もしゆっくり歩いたら、そのぶん多くのものに目が止まるのかもしれない。 今日の早朝、いちお…

テニスボールをひろった。道路のむこう側にテニスコートがある。ボールを地面につきながら、歩く。力を入れてボールを下に投げる。地面で弾んでこちらに戻ってくる。つかまえる。歩く。ボールを弾ませる。

書いては消して。書くことがなければ、書かなくてもいいのに。 絵を、少しずつ。うまくいったと思い、またそうでもないと思い、次へむかう。展示の仕方に悩む。展示を考えて、それに合わせてつくる。それはいったい、純粋につくっていると言えるのかな。 と…

世の中には、あまり必要ではない、あってもなくてもどちらでもいい仕事が、けっこうある。つまらない仕事をすると、自分がつまらない人間になったように感じる。 コップは、水を飲むことでコップになり、椅子は、人が座ることで椅子になる。

少しだけ晴れた。 つくったときはいいと思ったのに、次の日見てみると気に入らない。ということは、やっぱりそれは、どこかに問題があるのだ。

サッカーを見る。いままで、サッカーもほかのいろいろなスポーツも、はっきりとつかんだ手ごたえはなかったのだけれど、テレビを見ながら解説などをぼんやり聞いていて、ああ、そうか、サッカーというのは(そうしてまた、スポーツというのは)空間を見つけ…

前へ進まなかったり、必要なものが手元になかったり、あるいは逆に面倒なことがあったりして、つらいと感じる。でも、あのときもつらかったし、あのときもつらかったし、もっとつらいときもあったし、いまなんてそれに比べると、全然そうではない。 昨日見た…

頭がぼんやりしてしまうなあ。風邪の症状は、のどからはなへうつったみたい。 グループ展のDMの宛名書きをする。せっかく、タイトルなどの情報をゴシック系のフォントで合わせているのに、自分の字が明朝ぽいので、合わなくなってしまう。まあ、いっか…。 グ…

風邪ぎみ。 サッカーを見る。たぶんたくさんの人が見たんだろうな。そしてあの逆転劇。

今月の29日からはじまるグループ展に、自分も参加することになっているのですが、DMができましたので、欲しい方は、メールに住所を書いて送ってください。郵便屋さんのたえまない努力によって、グループ展の二週間前には無事届けられると思います。そして、…

六本木。森美術館、アフリカ・リミックス展を見る。それぞれ、おもしろいのもあったし、そうでないのもあった。ウィリアム・ケントリッジやボディ・イセク・キンゲレスなど、この前見たカルティエ…展でも出品されていた作家の作品もあった。

この前部屋へ遊びに来たふたりのところへ、今度は自分が遊びにいく。絵をたくさん見た。とくに線のうまさに目を見張る。Mさんは、日本画の線が理想といっていて、ああ、なんとなく分かる、と思った。Sさんの絵を2枚、自分の持っている使わない絵の具(何十本…

銀座。 ギャラリー小柳、オラファー・エリアソン展(思ったより点数が多くて充実していた)。メゾンエルメス、西野達展(最高におもしろい。アイデアを知っていてもおもしろいのだから、もし知らなければどれだけおもしろいのだろう)。資生堂ギャラリー、ロ…

上野。 公園を抜けたあとの交差点で、信号が青になっているにも関わらず自動車が止まっていて、なにかと思ったら道路の真ん中にカラスがいる。自動車が走ればひかれるのに、止まってくれることを知っているのだろうか。人間の邪魔をするのに喜びを感じている…

ひさしぶりに、部屋にある作品の整理をした。東京へ来てからの、一年何ヶ月の間につくった絵を見ていくと、自分が、ほんとにさまざまな種類の絵をつくっていることに驚く。外に出していない、だれにも見せていない作品も相当あり、とくに一番古い(東京へ来…

昨日触れた本の解説で、小川国夫が島尾敏雄との会話を取り上げている。おもしろかったのでメモ。 「私は言った。夢というものには、自由と不自由が極端な形をとって現れますね、たとえば、たった三メートルの距離をどうしても歩ききることができないことがあ…

本屋で、ネットの友達のMさんとSさんに偶然会って(自分が立ち読みをしているところに声をかけられて)、その場で立ち話をしたのだけれど、自分の部屋へ来たいというので部屋へ行くことになって、部屋でいろいろ絵を見せたり、また話をしたりした。Mさんはサ…