ネットについて

自分が起きて生活していて、ネットのことを考えないときは、おそらくほとんどない。つねにどこかで気にしている。
ネットはおもしろい。ゆえに恐ろしい。ネットをしていないときは、ネットをしたがる自分と戦わなくてはいけない。
ネットから得られるものは多いが、失うものもある。
ネットをする以前と以後の自分の精神状況は確実に変わったと思う。
テレビもそうだが、一度つけると消すのに苦労する。
少なくとも自分が死ぬ数カ月前には、ネットの存在をきれいさっぱり忘れて、のんびりと、散歩したり本を読んだり、おしゃべりしたり、夕焼けを見たり、良い音楽を聞いたり、絵を描いたりしながら過ごしたいものだ。