このようにじっとしているとじぶんの体はとけていってくさっていってだれが見てもただの海草になる、ゆらゆらとゆれてそれはきもちいいのかくさっているのか、それからもっとたかいところで誰にもみられないようにすすり泣く、しんだような気配をさせてなにかがじぶんのまわりをくるくると回転する、手紙がとどいてそこにはひとつのことばが踊っている、じぶんにたいするじぶんのことば、はい、また明日、もうすぐ、明日。世界のできごと、まわるまわる穴のまわりをまわる、そしてまわりすぎてじぶんがまわっているのかせかいがまわっているのかわからなくなるのだ、地球儀にかいた75個の眼が、ぱちぱちとおどろきの表情でまばたきするのを、見た