珈琲時光」が良かった。同じように海外の監督で、同じように東京を舞台にしているが、「ロスト・イン・トランスレーション」とは大違い。映画でなにをしようとしているのかという、根本のこころざしが全然違う。演出の的確さ、画面作りの厳しさ、ドラマの深さ。特に最後のショットはきわめて魅力的。現代のどの日本の監督よりも、東京を描くことに成功している!
蓮實重彦の名前がクレジットされていたが、どこで出演していたのか分からなかった…。