府中。東京競馬場。はじめての競馬は日本ダービー馬連単勝を何点か。いちおう馬連を当てたけれど、本命を外したし無駄なの買いすぎてかなりマイナス。ディープインパクトが強い。その次のレースにも賭けたが当たらなかった。でも今回負けて良かったかも。はまっても恐いし。とにかく一度くらいは競馬というのをしてみたかったので、できて良かった。競馬場にも行ってみたかったし行けて良かった。
賭け事にお金を使うことってすごく独特だと帰り道、歩きながら思った。なにか商品やサービスを買うわけではない。お金でお金を買うというか。お金で、お金が増える可能性を買うというか。なんというか、すごく不思議で独特。外したらなにも残らない。あのお金はどこへいったのだろう。
すでに未来に起こる出来事が決まっているとしたら?と考えるとますます不思議な感じがする。5分後には結果が分かる。でもそのときは5分後じゃないしどの馬が勝つのか分からない。だからお金を失う。お金を失うのにお金を出している。
外した時の悔しさが不思議。その賭けるはずのお金を使えばおいしいものが食べれたり着るものを手に入れれたり映画が見れたりするのに、そういうお金があっという間に失われる。その、失われるかもしれないお金の額を自分で決めれるというのも、当たり前といえば当たり前の事なんだけど不思議。そこがおもしろいところ。
競馬場は人がいっぱいだった。日本ダービーのレースの時は前へ進めないくらい。大げさではなく満員電車に乗っているようだった。表彰式に中居正広が出てきて武豊と握手。