昨日日記に書いた「いいもの」の定義がいまいち違うな、違和感があるな、荒い言い方だなと感じたので、あらためて考えてみると…
「いいもの」は、まずぱっと見て(音楽の場合なら、聞いて)、忘れがたい印象があり(「いいもの」じゃないと、どうでもいいのですぐに忘れる)、また「深い」ので、長い時間の鑑賞にもたえられ、何度もそれを体験したくなる中毒性さえある…という言い方でとりあえずいいかな…。まだ不十分かな…まあ、いいか。そして、その「いいもの」を「つくるため」には、昨日書いたように、ブレがなく、やりたいことがストレートで、迷いがない…ということが「必要条件」で、さらにまたいろいろな要素が必要…な気がする。「深い」ということが大事なんですよね…「深い」とは、印象がストレート(これが大事。作品の世界にすっと入れるということ)でありながらも、容易には理解しがたいものも含んでいて、分かったと思ってもまた分からなくなるもの。ということは、鑑賞者にたいして、解釈の幅があるもの。そして、抽象的な思考へとつながっているもの(あるいは、その予感があるもの)。…な気がします(もちろん間違っているかも。思いつきで書いています)。
とにかく、そういういいもの、深いものがつくれたらいいな、と思います。