京都国立博物館。「最澄と天台の国宝」展。4番目の章のはじめにある部屋の展示が鮮烈。部屋自体は薄暗く、仏像のバックは、入って右側が深い赤、左側が深い青の床と壁で、照明が絶妙に当てられ、邪魔なガラスケースなどはない。この展示方法はまったく感動的で、深い印象を与える。おそらく仏像が寺に置かれているのより良いと思う。素晴らしい空間だった。
京都芸術センター。ドイツのメディアアーティスト、ビョルン・メルフースの展示。映像を使った作品。色と音。ユーモアとリズム。ずっと見ていたい気持ちになった。