横浜。北仲WHITEと北仲BRICKの、いろいろな人の展示。BankART Studio NYKBankART 1929 Yokohamaの「BankART LIFE 24時間のホスピタリティー」という展示。
前者で気になったもののひとつは、北仲BRICKで行われている、日替わりで作品を変えていき、31日で31人の作品を見せるプロジェクトで、ほかの日はどうか知らないけれど、今日見た住中浩史という人の作品は良かった。それは、部屋に大量のものが置いてあり、そのいろいろなものに付箋を貼り付けるという方法の作品で、既製品には「いつか捨てる」、木材には「いつか使う」、自転車には「いつか乗る」、服には「いつか洗う」というような言葉が書かれた付箋が貼られている。それから、おもちゃの線路におもちゃの汽車が走っていて、その汽車には「いつか」とだけ書かれた付箋が旗のようにつけられていて、円形になった線路をぐるぐるとまわっている。この作品は、見た人の想像や記憶を喚起させる、広がりのある作品であるように思う。
後者は、「展覧会場で泊まれるか?」というコピーがついていて、作品は、人が寝ることを前提につくられているものが多い。実際に、作品に寝て一泊すごしてもいいという。ひとつ、泊まってみたいと思うものがあった。