また、今度は違う場所で、イモムシが空中に浮いていた。息を吹きかけて遊ぶ。ほんとうに細い糸で、よくこれでイモムシを支えているなとあらためて思う。すぐに切れそうなのに切れない。それから、よく見ると、糸は口からではなくお腹あたりから出ているのを発見した。
「オランダの光」というドキュメンタリー映画を観る。ほかの国にはない特別な光だと言われる、オランダの光についての映画。フェルメール、モンドリアン、ジェームズ・タレルなど。素晴らしいショットがいくつかあったように思う。雲が切れて、光が街の家々を浮かびあがらせるショット。
夜、強い雨が聞こえる。こういう音はけっこう好きだな。なにかが起こりそうな感じ。いや、まさにいま起こっている感じ。