東京。皇居東御苑内にある、三の丸尚蔵館で「花鳥−愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」という名前の展示をしていて、見にいった。伊藤若冲の絵ってはじめて見たかもしれない(というか、日本画はダンスと同じように、ほとんど見た経験がない)。見る前の情報が多すぎて(偉大というのを聞きすぎていて)冷静に見れなかったんだけれど、でもおもしろかった。鶏の羽の描き方とか、梅の花の描き方とか、少しずつ形を変えたりというリアリズムじゃなくて、ほとんどパターンというか、まったく同じ形を並べたような描き方、それがある意味アール・ブリュットの絵のような迫力を生んでいる(今回は展示されていなかったけれど、鶏が群れになっている絵は、密度がただ事じゃないことになっている)。あと、雪の白が異様に白くて、あんな白ははじめて見た(裏彩色を使っているそうだ)。その後、せっかくなので東御苑をひとまわりしたのだけれど、不思議な場所だなと思った…都会から浮いているような。
銀座へ。いくつかギャラリーをまわって、ガーディアン・ガーデンで「ひとつぼ展」に応募。そして、アップルストア銀座からこの日記を更新している。携帯電話からの更新じゃないから、リンクもできる。
「花鳥−愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」 http://www.kunaicho.go.jp/11/d11-05-06.html