おとつい、個展のタイトルをつけて、そのときはそれでいいと思ったのに、優柔不断でまだ迷っていたりする。
ギャラリーの人に猶予をもらって、またあらためて考えて、それで結局変えないことにしましたと書いて送ったのに、それでもまだ、ほんとにそれで良かったのかと迷い、あるいは自分自身と何度も対話して、答えが出なかったりしている。それはつまり、おそらく、たんに名前だけの問題だけではなく、自分が個展においてなにをするのかということが、はっきりと決まっていないことや、あるいは自分の絵の方向性に迷いがあることに、つながっているのではないか。