ADC大学(という、アートディレクターの人たちが話をするイベント)の抽選に当たったので、会場になっている国立新美術館へ行って、服部一成平野敬子、タナカノリユキ三人の、トークセッションを聞いた。それぞれ三人のされた仕事の話からはじめて、いろいろな方向へ。ただ、テーマは「個人・組織・社会」とあって、わりと最後にはそのへんの話につながったかも。おもしろかった。
それから、東京ミッドタウンの、21_21 DESIGN SITEで開催している「water」展(佐藤卓ディレクション)を見る。テレビかなにかで紹介されたのも見たし、予想外とかそういうのはなかったように思う。前の「チョコレート」展のほうが好きだったかな。
最後に、森美術館の「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展。タイトルやチラシのデザインからすでに、良い予感はなかったのだけれど、やっぱりその通りだった。それぞれ、ひとつひとつの作品はおもしろかったりもするのだけれど、全体としては散漫な印象だし、「なぜこの作品?」というのも少なくなかった。