トップページを新しくしました。月のはじめなので。なんだか意味が分からないかもしれませんが、あれこれ試行錯誤していたら、いつの間にかああなっていました。自分でもよく分かりません。


あと、今日の日記。
行幸地下ギャラリーでやっている、アートアワードトーキョーを見た。今年で3回目になる、美術大学の卒業制作のなかで、すぐれた作品を集めた企画。1回目に見たときは衝撃を受けて、2回目はそこまでではないけどおもしろく見て、そして今回は、そんなに強い印象は受けなかった。なかには、おもしろい作品もあったけど…。自分自身が変わったというか、耐性ができたからかもしれないし、じっさいに作品に質的な変化があったのかもしれない。
それから、プランタン銀座の6階でやっている、海外のヴィンテージ絵本展を見にいった。最近、ヴィンテージ絵本のおもしろさに気づいたというか、いいなあと思うようになって、アマゾンを通じて海外の古本屋さんから買ったりもしているのだけれど、やっぱり実物の絵本を見ないと、分からないところも多い(当たり前だけど)。インターネットだと、届いてみないと内容や、あるいは本の状態なども分からないし(昨日届いたのは紙が破けていた)。とはいえ、ほとんどはかなり値段がはるので(装飾品なみだ)、今回は立ち読みするばかりだったけど…でも、立ち読みできるだけでも嬉しい。とにかくむかしの海外の絵本は、絵が魅力的で、新鮮にうつる。印刷もいまと違って、独特の色の感じ(鮮やかさだったり、暗さだったり)がある。見ていると、むしょうに、自分でも絵を描きたい、絵本をつくりたい!という気持ちになった。
そのあと、丸の内ピカデリーという映画館で、クリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」を観た。これはもう、なんというか、泣くしかない映画だ。じっさい、最後の方はずっと泣いていた…。こんなに映画を観て泣いたのは、学生時代に「東京物語」を観て以来かもしれない。まわりのお客さんのすすり泣きも、そうとう聞こえてきた。…イーストウッドのほかの映画、とくに「許されざる者」をまた観なおしたくなった。
帰り、渋谷センター街ブックオフへ寄った。雑誌半額セールをしていたけど、雑誌よりも絵本をたくさん買った。かなり荷物が重くなり、重い荷物を持ってうろうろしたせいか、家へ帰ってきたいま、肩がどうもおかしい。へんに痛い。