NHKの「トップランナー」見た。中村佑介。絵にたいする気持ちのストレートさが、まぶしかった。
じつは(ということもないけど)同じ大学出身で、学生の時に、学校内の情報センターという建物で、展示をしているのを見たことがある。そのとき少し、本人に話しかけられた記憶があって、ファイルとかも見たような気がする(そのときの画風は、いまとそれほど変わらないけれど、パソコンは使っていなかったと思う)。自分は当時、日記魔(?)で、毎日のようにけっこう長めの日記を書いていたので、もしかしてと思って、学生の時の日記を引っ張り出してきて、ざっと3、4年ぶんの日記に目を通してみたけれど、その展示を見たときの文章は、見つけられなかった。日記に書いてあるのは、自分の孤独な日々のことばかりだ。
当時、ほんとうに苦しく、つらくて、しかたなかった。あるとき(夏休み前)、いやでしかたなくなって、大学をやめる決意をして、その決意を確固としたものにするため、荷物を捨てたこととか、そのほかいろいろつらいことが書かれてあるのを読んだ。泣きそうになった(そんなこと、すっかり忘れていた)。
毎日、部屋へ帰るのがいやで、図書館が閉まるまで(6時だ)、えんえん映画(LD)を観たり、本を読んでいたのを、思い出す。そうして図書館が閉まると、食堂で、具のないカレーライスを食べてから、ひとり暗い道を歩いて、帰途についた。とにかく部屋へ帰るのが、いやでたまらなかった。休みでも、授業がなくても、学校へ行き、ひとり図書館ですごした。楽しみといえば、土曜日の夜、川べりで聞く携帯ラジオとか、それくらいだった。