今日は腹立たしいことがあった。ほんとに腹が立って、くやしくて、悲しかった。家へ帰るまでずっとその気持ちで、食事をしたりテレビを見たり、風呂へ入ったりして少しずつ消えていっているような気がするけど、やっぱりまだ腹が立っている。そのことを、日記に書こうか書くまいか考え、内容は書かないけど、腹が立ったということだけは書こうと思って、いま書いている。そして書いてしまうと、また少し消えていったような気もするし、逆にそのときの腹立たしい感情がよみがえってしまったような気もする。
ひとつは、あることが決められているからといって、それを正しいこととし、それを人に押しつける、というのはほんとに最悪だ、ということ。なにも、すべてのことは、絶対というものはなく、その人がそれを信じようとそれはその人の勝手だけど、それを人に強制するのは最悪だ。自分を過信してはいけないし、自分なんてなにも偉くないし、自分なんてただのひとりの人にすぎない。動物にすぎない。おまえは、いったいなにを食って、だれに抱かれて、どの場所で育ったのだ。それはなにも疑いようのないことなのか、と言いたい。なにもかも、どう考えようと人の自由だし、それをある決めつけで縛ってはいけない。なにも本当のことなんかない。