にそうぎ君とのユニット名「城戸熊太郎」は、名前を決めるときに自分がたまたま読んでいた町田康の小説「告白」の主人公であり、河内十人斬りで有名な城戸熊太郎からとっている。
しかし、そのとき小説を三分の一くらい読んだまま途中で放ったらかしにしてしまい、ずっと止まったまま、気になりつつ長いので読む気力を起こせなかった。
ユニットの名前を付けたのは2010年の7月あたりだから(こういうのを調べるのは、ブログをしてると役に立つ)もう3年以上放ったらかしにしていたことになる。
だけどやっぱり読もうと思って少し前からまたはじめから読みはじめ、今日読み終わった。


さっきから小説の感想を書こうと、何度か言葉を並べてるんだけどどれも届かない気がして、安易に凄いとか書くくらいなら、むしろなにも書かない方がいいと思った。とにかく放ったらかしにせずに読んで良かった。小説を読むよろこびを存分に味わった。



台風がすぎた後はなにか空気が非現実な気がする。
自転車で外を走った。
前に住んでいた家、前の前に住んでいた家の前など通った。
前に住んでいた家は壊して新しい家を建てていたんだけど今日見たら、もうだれか人が住んでいるようだった。