はやく帰りたい。ここにいてもなんにもならない。眠りたい。したいことがたくさんあるよ。あなたにも、たくさんすることがあるでしょう?わたしも同じですから。でも、帰りたいときに帰れない。そうして削れていく。削られたくないのに。この体。そうして削られていく。
おなかがすきました。でも食べたいものもないのです。みんな笑っていますか?それが大事です。
いつも思うんです。夜は暗い。そうではないときは、そうではない。わたしは、ゆっくりと沼に沈んでいきます。ばらばらになりながら、心と体がばらばらになりながら。ときどきは気持ちいいけれど、ずっとでは、そうではありません。なにごとも、そうでしょう?
昨日のことなんですが、はしごを一生懸命にのぼっていたら、それが全然はしごには似ても似つかない代物だったので、驚いたんですよ。そんなこともあるんだなって。でも、考えてみれば、ありえることでしょう?わたしが言いたいのは、つまりそういうことなんですよ。
文句を言うのは、それをしてからにした方が良さそうですね。じゃないと、他の人に文句を言われますよ。泣きたいときには泣けばいいですよ。そう思っただけで楽になるでしょう?落ちていきます。
紙の上に書かれていたんです。読みにくい文字で。ここにいるとなにがか変わってしまう。けれど、動いても変わってしまう。だからわたしはどうすることもできず、ただ混乱するばかりなのです。
歩いていると難しいことも、ときに起こりますね。でもそれもまた正しいことなんですよ。土の中に大事なものを埋めました。
黒い色からはじまります。その次はなに色でしょうか。この場所にいると疲れます。違う場所に行きたい。
ほんとうはそうでしょう?なにがあるのか全部知っているんでしょう?今まで見てきたものだから。ここにいるのは間違いです。暗い海の中に、静かに沈んでいきます。