2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
こんなに気候が良いと、精神が高揚して、ただその空気を吸っているだけでも嬉しいのだけれど、一方で、時間が流れることのどうしようもなさも感じてしまう。
それらしさから離れながら、同時にそれ以外のなにものでもないこと。
ギャラリー小柳のマルレーネ・デュマス展、メゾンエルメスの藤森照信展を見る。マルレーネ・デュマス展は、あきらかに力を抜いているように思った。すべての展示に、全力を出せる立場ではないのだろうけれど、少し寂しい。 それから、グラフィックアート「ひ…
原美術館で開催している、「ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語−夢の楽園」展を見にいく。 はじめて東京へ来たときに見たワタリウム美術館のダーガー展や、ハウス・オブ・シセイドウのアール・ブリュット展でも見たのだけれど、今回はなかでも感動した…
2本のアニメーションを観た。「時をかける少女」と「王と鳥」。 「時をかける少女」は単純にすがすがしく、見終わって、なにか自分のよごれたものが洗い流された気分になった。ほとんどだれにでも楽しめると思う。空間の描き方にも、おもしろいところがある…
東京都現代美術館の、マルレーネ・デュマス「ブロークン・ホワイト」展を見に行く。単純に、絵画を見るよろこびというか、色を見るよろこびを感じた。良いところで筆を止めていて、当たり前だけれど上手い。欲しいと思うものもいくつかあった。 その後、同時…
埼玉県立近代美術館の「澁澤龍彦−幻想美術館」展を見にいく。 澁澤龍彦の好きだった画家の作品や、仕事に関わった作品や資料、また交遊関係にあった人たちの作品などが、作家の子ども時代から青年期を経て、文学の仕事をはじめ亡くなるまで、その人生の時間…
昨日も今日も、一度日記を更新したのに、なにか思って消してしまった。今日の場合は、日記を書いて、少し眠って起きたら、寝る前に書いた言葉が嘘のような気がしてしまい、すぐに消した。 おもしろいとか良いとか、きれいとか新しいとか、それより前に、まず…
昨日は晴れていて空気も良く、自転車に乗ってそこらへんを走りまわったら、もうほんとうに言うことのない気分だった。公園へ行くと子どもが笑っていて、だれかとだれかがバドミントンをしていて、木々の緑が鮮やかだった。 けれども今日は曇っているし、つま…
悪夢を見た。恐ろしく切実で、現実以上に現実感のある夢。 そうして目がさめたとき、部屋のしんとした静けさに驚く。まるで別世界へ来たような静けさ。
ひさしぶりにトップページを変えてみました。それに合わせてこの日記の色も変えました。 新しくトップに使った絵は、ほんとにただの落書きだし、そもそもなぜ自分がこれを描いたのかよく分からない。線もいい加減で適当。でもそれが気に入っています。線とい…
スキャナー(とプリンターとコピーの複合機)をネットで買ったのが届いたので、そのへんにころがっていた絵をためしにスキャンしてみました。いままではデジカメで撮って、それをサイトにのせていました(だいたい絵のサイズが大きいというのもあったのです…