初台。東京オペラシティーアートギャラリー、シュテファン・バルケンホール「木の彫刻とレリーフ」を見に行く。何種類かの木を使っていたようだが、白っぽい木を使った作品の方が好み。彫刻の、人物の表情がかすかに微笑んでいるようで、その微妙さが上手い。レリーフは人物と風景、あと抽象的なパターンがあったのだけれど、風景のがいいと思った。会場にキャプションがないのがいい。同時開催の相笠昌義と森本太郎の展示も見る。それから、ICCの「アート&テクノロジーの過去と未来」を見る。これは、ここ何十年かの日本のメディアアートを振り返る、といった感じの展覧会になっていた。最新作はほんの少しだけ。
今日発売の「芸術新潮」は、特集がアールブリュットなので購入。ヘンリー・ダーガーが表紙。