神田。PCM竹尾(チョイス大賞展の会場でもある、紙の会社)が、自分の横顔シリーズのレプリカをつくってくれたというので、見にいく。行ったら、ちょうど大賞展のポスターを刷っていたところだった。ポスターの絵は、自分がこのためにつくったもの。そのうち自分のところにも届くというから、届いたらじっくり眺めよう。大賞展のDMももらった。
あと、前に見た竹尾ペーパーショーのことに触れながら、あそこではルミネッセンスという究極に白い紙があったけれど、自分が欲しいのは黒、究極の黒はないんですかと言って、黒い紙を求めたのだけれど、出てきた紙はやはりそれほど真っ黒ではない。どうやら自分が求める究極の黒は、紙をつくるという構造上難しいものがあるらしい。絵の具でぬったほうがいいらしい。
銀座。アップルストアでの茂木健一郎さんと天野祐吉さんの公開対談を見にいく。おもに批評についての話。同じ色でも、となりになにか別の色を置くことで、その色の見え方が変わる、それが批評、と茂木さんが言われていたけれど、それはまさに自分が、関係性ということで、作品をつくるときにいつも気にかけていることでもある。となりになにを置くのか。