絵を展示している場所に自分がいるのは、見る人にとってどうなのだろう。自分が絵を見る立場なら、最良の環境は、 ほかの人はだれもいず、ただ自分ひとりだけで見ることだろうとも思う。けれど、絵をどういうふうに見られているのかを直接見たいというのもあるし、また、会いたい人話したい人と会う、話す機会が失われるのも、それはまた損害だと思う。ただ、今回はグループ展だから、たとえ自分がいなくても、ほかのメンバーがいたりして、どちらにしろ、ただひとりのみで見てもらう環境づくりは、難しいのだけれど…。
今日は、細川真紀さん、あずみ虫さんら、話したい人と話すことができて、よかった。だれもいないときは、ぼんやり窓の外を見ていた。人の通りが多く、それを見ていると、歩くのがはやい人、遅い人、いろいろいるのが分かる。