頭が重くてうまく動かなかった。考えるのが遅いのが自分でも分かった。帰ったらすぐに眠りに落ちた。
起きて、夜。外の道を帰っている若そうな声がしばらく続き、その後しずかになって虫の細い声が聞こえる。
自由に動くことができるのは、なにかに守られているから(安全が保証されているから)だろうかと考える。