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今日、電車の席に座っていると、母親と、その娘と思われるふたりの高校生くらいの女の子が乗ってきて、自分の前あたりに立った。よく見ると、その娘ふたりは双子のようだった。同じような顔をしていて、同じような背丈だった。また、同じような髪形（ポニーテール）で、同じようなうすい紫色のフチの眼鏡をかけ、同じようなシックなジャケットをまとい、同じようなチェックのスカートをはき、同じような黒のハイソックスと、同じようなニューバランスのスニーカーをはいていた。しかしまったく同じではなく、少しずつ色や柄が違っていた（たぶんわざとだろう）。自分は、こんなにはっきりと双子を見たのははじめてだったので、珍しくて、電車をおりてからしばらくその親子の後をつけてしまった。
あと今日は上野へ行って、芸大で友達のS君の作品を見たり、茂木さんの美術解剖学で森村泰昌さんの話を聞いたりした。