芸大の卒業・修了作品展を見にいく。松井冬子日本画を、日比野克彦と並んで見る(日比野さんとは、エレベーターの中でもふたりきりになった。べつになにも話しかけなかったけれど…)。いろいろな種類の作品を見て、いいと思うものがいくつかあった気がする。前来たときは、あまりいい印象を持たなかった記憶があるのだけれど、今回はなぜかわりといい印象を持った。
それから、東京都美術館でやっている五美術大学連合卒業・修了制作展も見にいく(都美では芸大の卒展もやっていた)。ひとつふたつ好きなのがあった(コラージュ的な思考があるものに惹かれる…)。そうして、今日は朝から出かけたのに、全部見終わったらすでに夕方の気配だった。
地下鉄に乗って帰っているときに「次は銀座」とアナウンスされたのを聞いて、いま写真の「ひとつぼ展」をやっていることを思い出した。さっと電車をおりて見にいった。今日は公開審査の日だったので、それも見ようかと迷ったのだけれど、疲れていたので帰ることにした。出品者の人たちがガイダンスを受けているのを横目に、ギャラリーを出る。