昨日は晴れていて空気も良く、自転車に乗ってそこらへんを走りまわったら、もうほんとうに言うことのない気分だった。公園へ行くと子どもが笑っていて、だれかとだれかがバドミントンをしていて、木々の緑が鮮やかだった。
けれども今日は曇っているし、つまらない労働で疲労するし、帰りの電車の中で目を閉じて下を向いて、とても悲しい気持ちだった。それで、重そうな雲を見ながら家へ帰ってきて、少しパソコンをさわってから横になって、携帯電話のボタンを押してこれを書いている。たぶんこの短い文章を送ったら、布団にもぐり、すぐに眠ってしまうかもしれない。そして夢を見るかもしれない。