もう一度、Tal Rの絵を見に行った。前はTal R本人もいたし、M君もいたし、いくらか気が散ったのだけれど、今日は自分ひとりで、集中してじっくり見れた。それで、やっぱり、圧倒されるものがあった。いや、前に見たよりも、たぶんもっと好きになった。もっと、絵と親しくなれた気がする。
個人的なことだけれど、最近いろいろと暗い考えを持ったり、せまいところへ入り込む気がしたりしていた。けれども、Tal Rのような絵は、自分が勝手にせまいところだと考えていたところが、じつはたんなる思い込みで、ほんとうはもっともっと広いのだと、教えてくれているように思うのだ。うまく言えないけれど…。