労働へ行くとき自転車に乗っていると、自然に昨日のことを思い出したり、やろうと思っていたけどしばらく忘れていたことがふと頭に浮かんだり、なにか記憶の整理をしているようなところがあって、それって夢を見ることに近いんじゃないかと思った。
帰り道では、この後どうしようとか夕食どうしようとか、未来について考えることが多く、そもそも写真を撮る意識が働いているので(行き道で撮ることはほとんどない)、けっこう頭の動かせ方が違う。
ということを、行き道で考えていた。


昨日は日曜日で、昼すぎから自転車で出かけた。川沿いを走るのが好きなのだけど、ふだんよく走っているのは、善福寺川神田川玉川上水沿いの道だ(杉並区に住んでる)。そもそも労働の行き帰りも川沿いを走っている。
しかし昨日は多摩川へ行ってみたいと思い(この前、はじめてポートレイト撮影で行って、ここを自転車で走りたいと思った)、だけど自分の家からはやや遠すぎると思って少し躊躇した。でもまあとりあえず向ってみようと思い、出発して、途中やはり写真を撮ったり寄り道しつつ(東宝スタジオがあった)、仙川沿いに下流に向かっていると、野川と合流し、そして多摩川の合流地点まで行くことができた(駅でいうと二子玉川のあたり)。
嬉しくて自転車に乗りながら声を上げてしまった。
そして、多摩川を上流に向かって走った。気持ちよかった。河川敷では広い土地を生かして、野球やサッカーをしている人が多かった。水辺近くでバーベキューのような事をしてる人もいた。
京王閣競輪場(調布)が気になっていたのでそのへんまで行って(競輪は休みだったが)それから家へ戻った。


下の写真は、途中で通りかかってびっくりした坂道。写真ではあまり伝わらないかもしれないけど、そうとう急な坂道だった。



のぼってみて、上から見下ろした。



急すぎるので、自転車の人は降りてくださいと書いてあった。