今頃になって「ピクミン」を買ってきました。プレイして5分くらいで、思わず泣きました。ピクミン(赤や青や黄色の、頭に葉っぱをつけた小さい生き物)が可愛いとか、敵に食べられてかわいそうとか、我が身かまわず戦ってくれて感動したとか、そういうのではありません。ピクミンが、主人公の後ろから何匹もぞろぞろとついてきて、進路の邪魔になっている箱を押してくれたとき。ただそれだけで感動してしまいました。何に感動したのか?単純に言えばゲームデザインの素晴らしさでしょうか。どういうゲームなのか言葉で説明するより、触ってみるのが一番なんで、今じゃなくてもぜひいつかやってみてほしいです。はじめてするゲーム、ピクミンというジャンルのゲーム(他にこういうゲームはないのですから。「レミングス」にちょっと似ていますが、やっぱり違います)。これこそゲームだ、テレビゲームだ、と自信を持って言えるゲームです。映画や小説に対するコンプレックスなんて微塵もない。ほんとうに素晴らしいです。