昨日、吉祥寺のユザワヤで会田誠を見た。あれ?あの人、会田誠じゃないの?と思って近くに売っていた美術手帖(最新号。会田誠のインタビューが載っている)で確認したらやっぱり本人らしい。会田誠はレジに並んでいた。お金を払う段になって、財布がないのに気付き慌てていた。携帯で、一緒に来ていた奥さんを呼ぼうとしたところへ奥さんがやってきて、無事会計を済ませることができた。顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしていた。自分は、売り場の黒のサインペンと試し書きの紙きれ(すでに試し書きされている!)をつかみ取り、会田誠に話しかけた。「会田誠さんじゃないですか?」「あ、はい」恥ずかしそうに答えた。「さっき会田誠さんじゃないかと思って見かけたので…すいません、なにか描いてくれませんか?」と自分は紙とペンを差し出した。会田誠はサインを書いてくれた。「会田」と書いて、その右上に、漫画でよく使われる吹き出しのような記号を描いた(後で気付いたのだが、「会田」という文字は顔に見えるようになっていた…)。「絵描かれているんですか?」と会田誠に聞かれたので「はい、そうです」と答えた。自分は「頑張って下さい、自分も頑張ります」とかなんとか言って去っていった。会田誠は恥ずかしそうにしていた。