コインランドリーで洗濯し、部屋に戻ってカゴを見てみたら、自分のじゃない、水色の、知らない靴下が入っていた。洗濯機、はじめ見たときはなにも入っていなかったのに。
上野へ。旧東京音楽学校奏楽堂に入る。国際子ども図書館、「ロシア児童文学の世界」を見る。東京芸術大学大学美術館、「植物画世界の至宝展」も。それから、茂木さんの美術解剖学の授業にもぐりこむ。今日は渋谷慶一朗さんの特別講義。3時半から6時まで。最後は渋谷さんの音楽とそれに合わせて映像。残る音楽、残らない音楽、という話があったが、残るのは、ほかのなににも似ていない独創的な音楽、だと思う。そういう音楽は、あるいは美術にしろ文学にしろなんにしろ、ほかに似ているものがなければ、残そうという意思の有無に関わらず、かってに残ってしまうものではないか。