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この何日か、ずっと「ファイナルファンタジー12」をしていた。さっきエンディングを見た。それで、せっかくなのでなにかひとつ書こうかな。
このゲームで変わっていると思うのは、戦闘のシステム。このゲームでは、あらかじめ、キャラクターがどういう行動をするのかを決めておけば、あとは見ているだけでも勝手に敵を倒してくれるシステムになっている。戦闘のたびに、プレイヤーがいちいち入力をしなくてもいい。つまり、ボタンを押さなくてもいいということになっている。その、ボタンを押さなくてもいいということが、戦闘シーンにおいてスピーディーさを獲得し、そして同時に、キャラクターとの一体感を薄くしているようにも思う。はたしてそれが、このゲームにとって良いことなのか悪いことなのかは分からない。もしかしたら、弱い敵と戦う場合には良くて、強い敵（とくにボスキャラ）と戦う場合には良くないのかもしれない。このシステムは、緊張感の演出にも関係してくるだろうから。
ゲームに限らず、ものをつくるということにおいてはなんでも、緊張感を持たせるのは大事だと思う。