新宿伊勢丹のアートギャラリーで展示をしている、寺門孝之さんの絵を見にいく。イベントがあって、歌手の人が歌を歌ったり、寺門さんが話をするのを聞いたりした。それで、そこにイラストレーターの引地渉さんがいて、なにかいろいろ話をしたり、世界堂へ行くのについていって紙を見たりした。
イラストの仕事をしている人と話すと、だいたい(当たり前だけど)「仕事としての絵」という話になって、だいたい「営業は大事」ということになって、そのたびに、そっか、そうだなあと思うのだけれど、そういう話をしていると、気持ちはどうしても重くなる。なんというか、絵というのが、(仕事として)なにかに使われるもの、というのが前提にある話は、していてあんまり楽しくないというか、本当は、そういう、経済とかが介入しない、純粋な表現としての絵の話がしたい。そういえば、寺門さんとは何回かお話ししたことあるけれど、そういうふうな話ができて、楽しかった記憶がある…。