東雲。公募への作品搬入。作品は、チョイス大賞展のポスターを加工(?)したもの。額装しなければいけなかったので、自分で額をつくって額装した。
清澄白河東京都現代美術館カルティエ現代美術財団コレクション展。ボディス・イセク・キンゲレスの、紙やダンボールや空き缶や箱などを組合せてつくった架空の都市。本などで見て興味を持っていたアドリアナ・ヴァレジョンの、白いタイルからのぞいた肉や内臓、その白と赤、非生命と生命のコントラスト。ナン・ゴールディンの、700枚近い写真を音楽とともに延々と流す映像の、人間の人生と感情。ウィリアム・ケントリッジの、快感をともなった陰鬱なアニメーションの青い線。川内倫子の、写真集「CUICUI」を映像化した作品に流れる生と死の静かな同居(暗い部屋で音楽とともに見るそれは、写真集よりももっと作品世界に没入できた)。それと、常設展示室の1960年代以降の美術(中村一美の、あまりに巨大な絵画の重い色彩)。
美術館の後、移転した小山登美夫ギャラリーなど、いくつかのギャラリーが入ったビルへ行こうとしたのだけれど、メモを頼りに探しても見つからず、コンビニでぴあを見ても、いつの間にか地図を載せないようになっていて場所を確認できず、もういろいろ疲れたし、あきらめて帰ることにした。