目的の場所へ行ったのだけれどすでに人がいっぱいで、制服を着た人に聞くともう入れないと言われた。せっかくここまで来たのにとくやしかった。しかし、いくら待っても入ることはかなわないと告げられたので、それ以上どうしようもない。仕方なく少し坂道をのぼったり、古本屋をのぞいたりしながら、ひとつ遠い駅まで歩いていった。