労働が終わったあとに、渋谷のNANZUKA UNDERGROUNDでやっている「アレクサンダー・ゲルマン展」を見た。真っ黒い巨大な立体が、空間いっぱいに突き刺さっていておもしろかった。静かで強烈な存在感があった。別の意味でおもしろかったのは、そこに宇川直宏がいたことで、自分が見ているすぐ後ろで、だれかと携帯電話で話していた。FRPがなんとかと言っていて、たぶん作品をつくる打ち合わせかなにかだったのだろうか。あの例の帽子をかぶっていた。