吉祥寺シアターへ、ガーディアン・ガーデン演劇フェスティバルの、公開二次審査会を見に行く。
ひとつぼ展の舞台版のようなものだけれど、少し違うところもある。1組のグランプリではなく3組を選ぶところや、プレゼンをするのではなく実際に芝居なりダンスなり、パフォーマンスを10分間するところ。11組のパフォーマンスが行われて、その後いろいろ議論や投票があって、最終的にはユニット美人とクリウィムバアニーと東京デスロックという3組が選ばれた。自分も、この3組がおもしろいと思っていたので、選ばれて嬉しかった。長い審査会になって、昼の2時にはじまったのに、終わったのは夜の8時をすぎていた。
それから今日は、信じられない偶然の出会いがあっておもしろかった。ずっとうつしていなかった住民票を、実家からこっちにうつすために区役所の分室のようなところへ行って、カウンターで手続きをしていたら、となりのカウンターに後から来て、同じように住民票の手続きをしだした人が、なんと自分の知っている人だったのだ。その人は芸大の茂木さんの授業を受けている、美術評論などをしている人で、面識はなかったけれども名前だけは知っていた(茂木さんが、その人のことを日記に書いたりしていたので)。だから、顔は知らないのだけれども、手続きの用紙に書かれた少し変わった名字をのぞき見て(なぜそのとき、その人の名前が知りたいと思ったのか分からない)、ひょっとしてその人なんじゃないかと思い、そして声をかけたらやっぱりそうだった。普通に街でその人を見ても、間違いなく分からなかっただろう(ちなみに自分の家の近くに引っ越してきたそうだ)。
そういえば、思えば昨日も、表参道のナディッフで、普段は群馬に住んでいるYさんに偶然会ってびっくりしたのだった。最近自分はどうしたのだろう。