今日は天気が良い。あたたかい。
昼休みには公園によく行くのだけれど、ベンチに座ると、黒猫がやってきて餌をねだる。自分は、ご飯をあげたりパンのきれはしをあげたりする。もう何回もあげているので、自分のことを覚えてくれたのだろうか。猫はこちらへ来るとき、にゃあにゃあ鳴いている。しかし、前に見た三毛猫は、あらわれるときとあらわれないときがある。三毛猫は黒猫にくらべて臆病で、いつも黒猫に押されている。ご飯をあげても先に黒猫がとってしまうので、三毛猫にご飯をやるためには、まず黒猫にやって、黒猫が食べているすきに、三毛猫にご飯をやらなければならない。そういう、簡単な作戦みたいなものが必要になる。といっても、しばらくは、三毛猫の姿を見ていない。