自分がたびたび日記に書いている、昼食を食べるときに行く公園は、1つではなく3つある。そのときの気分や、昼食を食べたあとに行く場所によって、公園を選んでいる。今日はいちばん大きな、自然の豊かな公園へ行った。
この公園は、ほんとうに自然が豊かで、ふだん(東京では)あまり見ないような生き物を見ることができる。さまざまな鳥、虫、池には魚やカエル。もちろん木や草花も多い。猫もいる。
今日、椅子に座って、ふと前を見ると、自分のちょうど正面にヘビがいて、まっすぐこちらを見ていた。わりと大きめのヘビで、アオダイショウかシマヘビか。自分は、ヘビの存在に驚くとともに、そのヘビが、あまりに「自分の正面にいすぎること」に驚いた。ほんとに、まっすぐ正面にいた。少し頭を上げ、口を開け、こっちを見ていた。
カメラを取り出し、写真を撮ろうとしたが、少し距離があったので、近づこうと思い、椅子から立ち上がった。するとヘビは、くるりと後ろを向き、茂みのなかへ消えてしまった。