銀座へ行く。展示、見た順に。INAXギャラリー、「七宝-色と細密の世界-」展。ギャラリー小柳、トーマス・ルフ展。 高橋コレクション日比谷、neoneo展 Part2[女子]。ギンザ・グラフィック・ギャラリー、「北川一成」展。資生堂ギャラリー、ツァオ・フェイ展。クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデン、「原耕一 アートディレクション展」。
GGG北川一成展は、相当におもしろかった。暴力的なまでの外し方。なにを、どういうふうに見せるかという意識を、ここまで持っていくか…という。ほんとに驚いた。地下は、まさかの映像インスタレーションだった(ロゴを映像で見せるなんて)。またこの映像も、なんともいえない、ぎこちないような、乱暴なような…。
それから、ひさしぶりに神保町に行こうと思い、行った。というか、ひさしぶりどころか、はじめて東京に来たとき(東京に住む前)に行って以来だから、5年ぶりくらいになるかもしれない。なつかしかった。雑誌好きだから、雑誌たくさん置いてある古本屋とか行った。あと、古書店マップみたいなのをもらって、古書店街から少し外れた場所にある、アートブックショップという、聞いてもすぐに忘れてしまいそうな名前の店へ行ったのだけれど、ここはすごく良かった。手芸関係の本が充実しているのだけれど、それ意外にもいろいろあった。とくにヴィンテージ絵本があるのが嬉しかった(1冊、表紙が気に入って買ってしまった。絵を買うと思えば安いものだと、自分に言い聞かせて…)。この店は、つくりも変わっているし、置いてある本とか、いろいろ、不思議な感じがした。また来たいと思った。
最後、もう暗くなっていたが、駒場東大前のNo.12ギャラリーへ、「大原大次郎の少年タイポ展」を見に行った。けっこう道に迷ったのだけれど、なんとか着いた、と思ったら、ギャラリーの中に人がたくさん座っていて、トークショーをしていたので、展示がよく見れなかった。でも、どういう感じかというのは見れたので、まあいいかと思って、ギャラリーをあとにした。手書きのいろいろなラフとか、アニメーションの原画は、手にとって見れた。