日記、2日続けて書かないと、なんとなく申し訳ない気分になる。1日はまあ大目に見てくれそうだけれど。…でもそんなに書くことないんだよなあ。
ところで、日本人はなぜあんなに「頑張る」という言葉が好きなのだろうか。すぐに「頑張れ」とか「頑張って下さい」とか「頑張りましょう」とか「頑張ろう」とか言う。テレビ見てても、例えばアタック25で、児玉清が「イタリアローマフランスの旅目指して頑張りましょう」と言い、女性アナウンサーが「では頑張ってください」なんて言う。別にいいんだけれど、ちょっと毎回同じセリフなのでうんざりする。なんでもかんでも「頑張る」で済ませようとする。スポーツ選手も大体インタビューで締めには「頑張ります。これから頑張ります。一生懸命頑張ります。頑張りますので応援よろしく」なんて、「頑張って」ばっかりだ。そういうスポーツ選手は個人的に好きになれない。その点、一流のスポーツ選手は言葉にも自覚的だから、容易に「頑張る」は使わない。イチロー中田英寿が使っているところはほとんど見たことがない(自分は、「頑張る」を使うかどうか、注意して聞いているのだ)。違う言葉で説明するので、感心する(自分、イチローのファン)。
大体、音的に「頑張る」ってどうなのか。詩的に美しくないことは明白。意味も美しくない。なにか気張っている感じがする。スマートじゃない。他に適当な言葉が見つからないから、使っている場合が多いのだろう。なにか、意見を求められて、「これからも頑張ります」って具合だ。それで場がおさまっちゃう。もうなんでもいいんだろうな。自分も、ほんとはどうでもいいんだけれど。
頑張る頑張る頑張る。「頑張る」ってなんなんだ。なんなんだろう、一体。変な言葉。