宇宙について

随分昔、テレビで見て印象に残っている話。
地球は太陽系にあり、そういう太陽系みたいなのがたくさん集まって銀河系になり、またその銀河系みたいなのがたくさん集まって宇宙になっている。そこまではいい。その話によると、その銀河系みたいなのが集まってできている宇宙というのは、球体になっているのだという。地球は球体になっているが、その説によると、宇宙も球体になっているらしい。同じ方向に進み続ければ、また同じところへ戻ってくるという。さらに、その球体宇宙というのも、何個もあるとか。そう考えていくと、さらにその球体宇宙で太陽系みたいなのになり、銀河系みたいなのになり…と永遠に続く。しかしこれはひとつの説で、想像にすぎないだろう(というか、球体宇宙が何個もあって…というのはおそらくぼく自身が当時考えたことだと思う。テレビでは、宇宙が球体になっている、のあたりまでしか言っていなかったような)。
このとき話していた内容で、もうひとつ印象に残っていることがある。宇宙というのは光の届く範囲までにしよう、ということだ。そこから先はどうやっても見えない。だから、宇宙というのは可視宇宙のことで、見えないけれど存在するだろう宇宙は、存在しないこととして考えよう…。カントが、神の存在は証明しようがないので、考えても無駄だと言ったのと似ている。
ところで、ものの本で「9P」を検索(日本語のページ)すると、一番はじめに出てくるサイトがここなのだけれど、(よく分からないが)9Pという彗星があるということだろうか。