愚痴です。
ああ仕事行きたくないなあ。だんだん人が減っているんです。だけどかわりの人が増えるわけじゃないから、ひとりひとりの仕事量が増えているんです。やることがたくさんある。時間的な余裕がない。帰るのが遅くなる。この仕事についてはいろいろと不満があるのです。少しは楽しいこともある。また、同じく働いている人は悪い人ではない。でも、この仕事をずっとやる価値はないと思っている。ずっとやっても意味はない。ただ貴重な時間を削り取られていくという感覚がある。少しのお金。ほんとうに少しのお金だけだ。自分がそれほどお金のかからない人間だからいいものの。やりがいは少しだけ。仕事がひまになるのもきっと嫌なものだろうけれど。あと部屋の空気が悪すぎる。しかし自分は、ほかにどのような仕事をしたらよいのだろう。どのような仕事ができそうなのだろう。石を集めたり、それを見つめたり、並んでいる順番を入れ替えたりする仕事は楽しそうだ。自分はあまり先のことを考えないでやってきた。その場の調子でやってきた。自分がほんとうにやりたいことはなんだろうか。あまりにも純粋で愚鈍な問い。とにかく、こんなことを長くやっていて、いいわけがない。いいわけがないというのは分かっている。自分はもっと、楽しい人生が送れたらなあと思っている。