この前電車に乗って窓の外の流れゆく風景を見ているときに、「前を見ていれば後ろの風景は見れず、後ろを見ていれば前の風景は見えないんだなあ」となんとなく思いました。なぜ電車に乗っているときにそんなことを思うのかと言うと、歩いているときなら、立ち止まってぱっと前も後ろもほぼ同時に見て確認することができるからで、走っている電車に乗っているときはそれが容易にはできないからなんですね。電車、はやいし。もちろんこれは比喩としても意味がとれるのですが、比喩で意味をとってしまうと逆に陳腐かもしれませんね。
今日は中くらいの暑さかな。空はくもっています。いま公園のベンチです。前には池があり、ボートをこいでいるカップルや家族がたくさん。スワンボートは白色。色が白いと水面にうつる色も白なんですね。白い色がゆらゆらと揺れています。鳩が近寄ってきました。なにもあげるもの、ないよ。