図書館の二階、公園の池の前のベンチ、自分の部屋のそれぞれで、本を読む。島尾敏雄の「死の刺」。その小説世界に引き込まれ、ぐいぐい引っぱられる。切迫感が、切実さが、痛いほど伝わってきて、泣きそうになる。
それから、「ひとつぼ展」に入選したみたい。はっきり言って今回は自信がなく、落ちても仕方ないと思っていたので(一枚しか出さなかったし)、驚いた。でも嬉しい。とくに、ここ何日か元気がなく、苦しさばかり感じていたから、よけいに。
いつかな。8月の後半くらいから、また展示することになりそうです。