とりの絵のことですが、いちおう最後になにか書いておいたほうがいいのかな、まとめみたいなのを…と思うので、なにか書きます。まだ交換が終わっていない人もいると思うんですけど、あまり遅くなってもいけないですし、書く機会も分からなくなりそうなので…。


とりの絵の交換は、きゅうに思いついて、はじめは思いついただけで、やってみるのは、実際にはどうなんだろうと考えたんですが、やってみて、良かったです。いろいろ良かったことがあって、まずは、こういうネットを使って絵を交換するということが、はじめてのことだった、ということ。なんにしろ、したことのないことをするのは(ほかの人がしたというのを、聞いたこともないですし)、それだけで意味があるし、おもしろいと自分は思います。
それから、こういう機会をつくったことで、いままでもらったことのないメッセージをもらった、ということ。なにもなければ、いきなりメッセージを送るというのもなかなかないと思うんですけど、こういう機会をつくったことで、まずは参加するというメールをいただき、それから、とりの絵を送ってもらったときに、手紙をつけてくれた人も、少なくありませんでした。自分は、とりの絵と同じくらいか、もしかしたらそれ以上に、手紙が嬉しかったです(ちょっとした一言でも)。なかには、なにか物を同封してくれる人もいましたし、昨日は、香川の珈琲屋さんから絵が届いたのですが、なかにコーヒー豆(挽いてくれたもの)が入っていました…(勝手にリンクを貼ってしまいますが、こちらのお店です)。


自分の日記を見てくれている人がどんな人かは、ふだんは分かりません。友達や知り合いが何人か見てるんだろうな、というのはぼんやり分かるんですが、それ以外の人は、どんな人が見てくれているのか、なかなか分からない。だから、今回それを、少し知ることができたような気がします。地域的なことをいっても、それこそ沖縄の人から北海道の人まで、日本のいろいろなところに住んでいる人がいました。むしろ思ったより、東京の人が少なかったように思いました。
もちろん、そんなことが知りたいから、とりの交換をしたわけではなく、それはこの企画をしてみて、思いかけず知ることになったことですし、また、メッセージのこともそうです。いちばんの柱は、もちろんとりの絵の交換です。


ほんとにいろいろなとりの絵が届きました。それぞれ違って、それぞれおもしろいとりの絵です。一部はお見せしましたけど、ほかにもいろいろありました。自分は、よく思うんですが、絵というのは、描いた本人に似るということです。繊細な絵は、繊細な人が描くし、大胆で自由な絵は、大胆で自由な人が描くように思います。また、絵に描かれた顔も(それがとりの顔であっても)、描いた人の顔に似ることがあるように思います。そういう分かりやすいことだけではなく、その人の持っている雰囲気や、オーラみたいなものも、不思議なことに、絵に出てしまうような気がします。だから、自分は、届いた絵を見て、なんとなく描いてくれた人のことが、少し分かったような気もしました(錯覚かもしれませんが)。
それから、やっぱり嬉しかったのは、自分の絵が届けられ、届いたよというメールを書いてくれたり、喜んでもらえたことです。すぐに、自分の絵を額に入れて飾っているという方もいて、嬉しかったです。額に入れる入れないは分かりませんが、良かったら、自分の絵を壁かどこかに貼って、たまに見てもらえたりしたら、自分はとても嬉しいです。
…いま、きゅうに思いついたのですが、もし自分の絵を壁に貼ったり、絵を額に入れて飾っているという方がいらっしゃいましたら、それをデジカメで撮って、メールに添付して送ってもらえたら、それを見たときに自分は、不思議な気分になるんじゃないかと思いました…自分の描いた、自分の知っているものが、違う場所にある、というのを見るのは、おもしろい体験なのではないか…。これは、自分の勝手な想像ですし、わがままなんですが、もし写真を(メールで)送ってくれる方がいらっしゃいましたら、嬉しいです(できれば、絵のまわりの環境も含めて送ってもらえたら…もっと嬉しいです)。それが可能な人がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いします!


と、きゅうに思いついて、話がへんなところへ行きましたが、あまり長い日記は読むのに大変なので(といっても、そこまで長くはないと思いますが…)、このへんにしておきたいと思います。これで、とりあえず、とりの交換にかんしては、終わりにしたいと思います。いろいろ、楽しかったです。みなさま、ありがとうございました(…交換がまだの方は、この日記を読んで、へんな気持ちになるかもしれませんね…すいません)。