今日は涼しかった。夜になると余計に良くて、窓も、開けないほうがいいくらいだ(明日は、どうなんだろう)。


オリンピック。ここのところは陸上がおもしろい。昨日は男子100メートル、今日は女子マラソン、女子100メートル、男子10000メートルなどを見た。
小説(文学)は、言語表現の限界にむかうものだろうし、絵画(美術)は視覚表現の限界にむかうものだろう。それと同じように、スポーツ(運動)は、人間の運動能力の限界にむかっていくのだろう(とくに、陸上競技を見るとき、そういう見方を強くしてしまう)。ただ、こういう考えは平凡なもので、わざわざ書くこともないのかもしれない。
しかしなにか、思いつき(というよりも、思考の遊びみたいなもの)にすぎないけれども、エミリー・ウングワレーの絵と、ウサイン・ボルトの走りを、重ねてみたいという気持ちが生まれたりもする。ふたりの、原始的で破格な能力が共通しているから、というのももちろんあるけれど、別の理由に、ヤムイモという、あまり食べたことのないイモの存在がある。
ボルトはヤムイモが大好物らしく、ニュースサイトにおいて、パワーの源と書いてあるのを読んだ。そして、ウングワレーにとってもヤムイモは特別なもので、「カーメ(ヤムイモの種)、それが私です」と言っている。