2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

日本橋の三越本店で開催しているフンデルトヴァッサー展を見る。展示してある絵の半分くらいは版画やポスター等で、もっと絵の具と筆を使ったものを見たいと思った(ひとつ、すごくいいと思った絵があった)。だけれどそもそも、フンデルトヴァッサーの絵を…

アルフレッド・ウォリス展について書かれたブログなどを読んでも、出てくる感想はみな「70歳になってはじめて筆をとった」や「もと船乗りで、船の絵ばかり描いた」というすでに与えられた情報か、「一見子供が描いたみたいで下手に見える」とか「ボール紙な…

東京都庭園美術館でアルフレッド・ウォリス展、東京都写真美術館で文化庁メディア芸術祭、グッドデザインカンパニーのギャラリーでレイモン・サヴィニャック原画展を、それぞれ見る。 なにより、アルフレッド・ウォリスが素晴らしかった。すべての絵から離れ…

作品のページ、更新しました。少し前にアップロードした、外での展示のもの、見せ方を変えました。下のほうにあった写真、どうにもあんなに近くから撮ったのを見せるのは、気持ち悪かったので(それに、自分が撮った写真でないというのも気になってました)。…

芸大の卒業・修了作品展を見にいく。松井冬子の日本画を、日比野克彦と並んで見る(日比野さんとは、エレベーターの中でもふたりきりになった。べつになにも話しかけなかったけれど…)。いろいろな種類の作品を見て、いいと思うものがいくつかあった気がする…

あのへんのきれいなとこを見ている。

グループ展での野外の展示、見てくださった方ありがとうございます。昨日でグループ展自体は終了しましたが、作品はあのまま外にあるので、いつでも見ることができます(いつか壊れるまで)。 そうして、作品のページ更新しました。野外の展示をアップしまし…

労働が終わったあとに、渋谷のNANZUKA UNDERGROUNDでやっている「アレクサンダー・ゲルマン展」を見た。真っ黒い巨大な立体が、空間いっぱいに突き刺さっていておもしろかった。静かで強烈な存在感があった。別の意味でおもしろかったのは、そこに宇川直宏が…

テレビで、四本足で歩く人を見た。それは、いかにも動物の真似をしたものではなく、後ろの足(本来の足)を曲げずに伸ばし、お尻を突き上げて、顔を少し無理をしたように上げ、土のうえをゆっくりと歩いていく姿。服は重力を受けてだらりとなっていて、本来…

朝からなんだか精神が良くないというか、もやもやとして重い踊りのよう。シガー・ロスを聴いているからかもしれない(この人たちの音楽は響きが美しいけれど、どうにも精神に影響を及ぼしすぎる気がする)。それでも絵を描いて、着替えて、外へ出たら良い天…

空港が混んでるといって、飛行機はまっくらな空の上を旋回していた。そういうふうにアナウンスされたので、たぶんそうなのだろう(自分はじっと座っているだけだから、確かめようがない…言われるのを信じるしかない、けれど)。

それを使っても、使わなくても。

冷たいけれどきれいな朝だなあ。今日はあたたかくなりそう。 日曜なのでいつもより人のいない電車に乗って、これを書いている。このままどこかへ遊びにいきたい。海がいいな。でもそれは叶わず、外の風景が分からない場所で、じっと押し込められてつまらない…

目黒区立美術館で「チェコ絵本とアニメーションの世界」展を見る(今日が初日)。愛らしい絵がたくさんあって、楽しかった。 こまばアゴラ劇場で、ちくはの「ダンス・パタン・ランゲージ」を見る。舞台装置(会場全体を白いシーツで覆い、シーツの外側と内側…

神楽坂。高橋コレクションの三宅信太郎、山本現代の礒邉一郎、児玉画廊のオラフ・ブルーニング、それぞれの個展を見る。 無印良品で100色入りの水性ペンを見つけて、ふだん画材としてペンなんて使わないのだけれど、1200円という値段につられて買ってしまっ…

品川。原美術館で「アドリアナ ヴァレジョン展」を見る。タイルの直線と水の揺らいでいる曲線のリズム。いちばん好きだったのは、はじめの部屋にあった「入口の象徴?」かな(コラージュの方法だから)。 六本木。森美術館で「日本美術が笑う:縄文から20世紀…

こまばアゴラ劇場で、神村恵カンパニーの「山脈」を見る。好きなシーンがいくつもあった。ずっと、かわいた独特のユーモアが続いておもしろく、完成度はどうか知らないけれど、とても良かった。 そのあと、予定にはなかったのだけれどPOTALIVEの特別版を見た…

声が聞こえる。よごれた声も美しい声も。どちらも自分の耳に聞こえてくる。 今日は楽しかったのに、家へ帰ってくると逆に苛々がつのった。もっと、ただ静かにいられたらいいのに。自分を強くたもっていられたらいいのに。なんだか悲しくなってきて、たぶん泣…

ひとつ前の日記で書いた、企画展の作品をつくってきました。自分ではわりと気にいったものになったので、良かった。もし魅力があるとしたら、その魅力はその場所に行かなければたぶん伝わらないものなので、興味のある方は見てみてください(屋外の作品なの…